<< 楽しい飛行機 | main | カイル君来場 >>
2010.12.31 Friday

バックヤードのすすめ


0
     バックヤードのすすめ

    昔から欧米ではバックヤードビルダーということばがある通り、家の裏庭で物作りを楽しんだり、長年使ってきた家具を修理したりする習慣がある。
    アメリカ映画のシーンで思い出すのは、夫婦喧嘩のあと、パパははしごをかけて屋根に上り前から頼まれていた屋根の修理をしてごまをすり、ママは部屋の壁紙を張り替えて笑顔にもどる。
    夏休みの子供たちの小遣いかせぎといえば、庭の芝刈りか塀のペンキ塗りだ。
    トムソーヤの冒険でもそんなシーンが出てくる。

    そういえば子供のころ、壊れかけた時計を直すと言って、組立られずにすっかり壊してしまったことがある。
    またちょっとしたきっかけで、バイクをばらし始めて、薄暗いガレージにこもって、毎日毎晩試行錯誤を繰り返し、寝ても覚めてもそのことに没頭した。
    そんな少年時代を思い出す。
    簡単な物なら自作し、壊れたものは修理してしまう。
    愛着のあるものは簡単には手離せない。
    出来ることは自分でして、それ自体を楽しむ。
    身をもって学んだ。
    そんな空間があれば最高だ。
    でも、今では家の中も外もすっかりきれいになってしまって、作業のできる、汚れてもいい場所がなくなってしまった。

    世界でも有数の車産業のなかにはこのバックヤードビルダーから生まれたものも多く、その代表がイギリスのロータス社であり、イタリアのカルロッツェリアなどであろう。
    日本の本田宗一郎もそうだ。
    自動車産業だけでなくエジソンや、日本では松下幸之助など世界の有名な発明家たちの多くももともとこのバックヤードビルダーだっただろう。

    ところが近年、日本の各産業が大型化、分業化しすぎて、末端で働いている人たちは全体が見えなくなっているようだ。
    わたしの知り合いにも車作りをしているにもかかわらず、ねじをほどく方向を右か左かいつも聞くひとがいるくらいだ。
    経営のトップにさえそういうプロ意識の乏しい人たちが存在する。
    細分化されすぎて、作品――製品に作り手の熱意を感じられなくなってしまった。

    仕事の分業化から多くの素材を組合せた作品――製品の製作が難しくなってしまった。
    木の作家は木を扱い、鉄の作家は鉄を扱う。
    ときには木と鉄と皮と石をあわせてみてもいいではないか。
    バックヤードビルダーの心得のひとつに異質物の大胆な取り合わせを加えてみるのもおもしろいと思う。
    使い捨てにせず、物や人の心を大切にする気持ちが、かならず20年30年先の世界平和を含めた地球環境をよくすることにつながるのです。 
    さあ始めよう。
    今日からあなたもバックヤードビルダーの仲間入り。


    Backyard Builder

    They used to enjoy restoring old furniture in backyard in Europe.
    Imagine a following scene like an American old film. 
    After a quarrel between a couple, Pa would go up to the roof to repair since it was asked previously by Ma, and Ma would repaper the walls. 
    Pa polishes an apple and Ma has a smile back to her daily life to keep their peaceful and quiet life. Children would make their allowance in summer to repair the lawn or repaint the garden pickets.
    When I was a kid, I tried to repair a broken watch and at last completely broke it. 
    When I started to make my motor cycle to pieces in my Pa's dim garage, I could not stop it. 
    I had repetitive assembly by trial and error every day and night, and put myself into restoration. 
    I can recall my boyhood.
    It is hard to throw away what you made or what you repaired.
    You can enjoy doing anything as a backyard builder in your backyard.
    What nice to have a garage where you can arrange everything !
    Some of the companies in the car industory come from 'backyard builder'. 
    Take some examples. Lotus, and some carrozzerias in Italy. 
    Honda Soichiro as well. 
    Not only in car industry, Thomas Edison, Right Brothers and Matsushita Konosuke in Japan, I guess, invented many things in their garage. 
    Unfortunately mega-industrialization and the division of labor has been weakened skilled workers. 
    One of my acquaintances working in car industry always asks me which direction to turn a screw, right or left. 
    Where is the professionality? 
    You can brush up your skill in your garage.
    Why don't you enjoy your life as a backyard builder?

    関西(京都・大阪・兵庫など)組み立て工事もお任せ下さい。男の隠れ家、大人の秘密基地に最適な憧れのDIYガレージをお届けします。
    おしゃれなガレージ:関西(京都・大阪・兵庫など)組み立て工事もお任せ下さい。
    Calendar
         12
    3456789
    10111213141516
    17181920212223
    24252627282930
    31      
    << December 2017 >>
    亀岡トライアルランド
    亀岡トライアルランド
    Selected Entries
    Categories
    Archives
    Recent Comment
    • 祝!!完走!! La Festa Primavera 2012 with Morgan 1934
      ヤマ (04/28)
    • 祝!!完走!! La Festa Primavera 2012 with Morgan 1934
      マルコウ (04/25)
    • 祝!!完走!! La Festa Primavera 2012 with Morgan 1934
      オガ (04/24)
    Links
    Profile
    Search this site.
    Others
    Mobile
    qrcode
    Powered by
    30days Album
    無料ブログ作成サービス JUGEM