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2018.01.27 Saturday

Valsesia Lancia Story(日本語版)


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    イタリアのFobelloという村にVincenzo Lanciaの生家があり、現在博物館があります。近郊のファンがボランティアでこの地を守っています。以前から交流のある彼らのニュースレターに今回日本のLancistaとして紹介されました。

     

    1. 亀岡の森さんってどんな人?

    私の名は森 至布(モリヨシノブ)。1950年にここ亀岡で生まれ育ちました。1960年代にブリジストンやヤマハの援助を受けてモトクロスをしていました。72年にトライアルに転向し、トライアルランドを始めました。

     

    2. 亀岡トライアルランドって何をしてるの?

    1972年に創業し、当初は競技会や練習場として、また内外のトライアル車両の販売やメンテナンス、オリジナル・スペシャル部品の開発販売を手掛けていました。1995年にUSAの二輪四輪ガレージの輸入販売を始めました。イタリアともつながりがあって、PalazzattiMarchiなどの商品も取り扱っていました。

     

    3. どんな知り合いがいますか?

    英国人のトライアル世界チャンピオンサミー・ミラー氏、ミック・アンドリュース氏。トライアル関係の知人がたくさん当地を訪れています。四輪関係ではLancia Clubに所属していますが、スイスやフランスのランチアクラブとも交流があります。英国VSCCのメンバーでもあります。Bugattiのスペシアリストとして有名なフランスのNovo氏とも交流があります。ふたりの息子たちはSSDTScottish Six Day Trial)にも行きました。

     

    4. クラシックカーへの情熱はいつから始まりましたか?

    十代のころから新車は買ったことがありません。たいていの日本人は新車を510年乗って楽しみますが、その後手放します。私はそういう車を自分で修理しながら乗り続けるのが好きです。壊れたバイクや車を直すことが好きで、気が付けばもう50年もやっています。そして行きついたところがLanciaであり ALFAです。

     

    5. どんな車を持っていますか?またその特性は?

    Lancia Aurelia B20S シリーズ 4 (1954)

    1980年代に米国から来たもので、2005年に日本人の知人から分けてもらいました。しばらく手付かずでしたがエンジンと主要部品を23年かけて自分で修理して今はいい状態です。長距離にも耐えるすばらしい走りです。トルクフルなところが好きです。低速でもスムーズで力強い走りなのです。難を言えば前のブレーキドラムがあまり効かないことです。

    Lancia Flaminia Sport (1963)

    1993年にスイスから私が輸入しました。78年かけて自分でフル・レストアしました。それから20年が経ちましたので、息子の進太郎と一緒に再レストアをしました。すべるような走りで、今完璧な状態です。

    Lancia Flaminia Touring (1959)

    息子の進太郎が1年ほどかけてレストアを手掛けています。さらに1年ほどかかりそうですが、完璧なレストアに仕上がるでしょう。

    Lancia Flaminia Pininnfarina

    部品取り車両

    ALFA 6C 1500 (1928)

    この車は1929年のアイリッシュGP出場車両で当時ヨーロッパの多くのレースに参戦しています。今完璧な状態です。オリジナルのヴィンテージカーが好きです。エンジン特性はアウレリアやフラミニアに似て、トルクフルです。エンジンは低速ギアでも大変スムーズな動きです。これらの車はすべてVittorio Janoの設計です。

    SIMCA Rally 2 (1967)

    亀岡トライアルランドが20年以上所有しています。ガレージ業をはじめたときから看板にしてきました。今は息子がレストアをして日常にも楽しんでいます。

    Amilcar (1928)

    息子の浩二郎が手掛けています。飛行機のGypsy Moth1929)のエンジンを搭載。

     

    6 .Lanciaの特にどこが気に入っていますか?

    V型エンジン搭載によってクランクシャフトを短くすることが可能に。エンジンの小型化を実現し、後ろにエンジンを位置することで前部分の軽量化につながりました。それは車体の軽量化を意味します。これで前後の重量配分が最適なバランスとなりました。

    ▲丱薀鵐垢領匹機4萎なバランスに魅せられます。

    自分でレストアを手がけると、これらの車に盛り込まれたVincenzo LanciaVittorio Janoのさまざまなアイデアを発見することになります。それはまさに驚きです。その動きやメカなどすべての点で最高なのだとわかりました。フェラーリ、マセラッティ、アストンマーティンやジャガーなど同年代の車と比べても、私はやはりLancia を選びます。

     

    7. Lanciaに日本の文化的なものを見出しますか?

    わたしの祖父と父は先の二つの世界大戦と産業革命を経験しました。当時、祖父は1937年製Fordトラックを所有し、戦前は息子たちとともに運送業を生業としていました。輸送方法は荷馬車から自動車へと変わりつつあるとき、日本でも多くはありませんが自動車が海外から輸入されていました。日本の産業革命の夜明けです。

    一方、ヨーロッパでは「アールヌーボー」という芸術活動が19世紀後半から20世紀初頭にかけて広がっていました。一方、ジャポニズム、特に浮世絵はアールヌーボーやアールデコに影響を与えました。これらの文化はお互いによい影響を与えあっているのだと思います。。

     これは個人的な見解ですが、Lanciaは日本の自動車メーカー、特に日産プリンスのスカイライン初期型とシルビアなどに大きな影響を与えたように思います。現在、日産博物館にFlaminia Touring GTLが展示されています。当時LambdaApriliaなどが日本に輸入されていました。実際私の持つ部品取り用のピニンファリナ・クーペはまさに当時新車で輸入されたものです。

     

     「ほかそかな、置いとこかな、あぁやっぱり置いとこ。」そうやって私の心に残る、捨てがたいものは私の傍らに踏みとどまったのです。戦火をくぐり抜け、国家の供出からも免れた戦前の工業系アンティークマシンの私のコレクションはすべて日本製です。今日まで生き残ったヴィンテージカーも工業系マシンも私を魅了するのです。


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